Evening of the seven
2012年 07月 06日
雨降りの日が続くと、あの夏の照りつけるような陽射しが、ほんの少しだけ恋しくなってしまいます。
いかがお過ごしですか・・・?
いよいよ7月に入り、夏のイベント盛り、たくさんの楽しい季節です。
夕涼みに花火大会、夏まつり・盆踊り、そして肝試しなど…
夏の行事は、とても楽しいものです。
Evening of the seven
7月…そっかー!七夕です!
日本に伝わる星のお祭りです。(実は奈良時代、中国から伝わってきたお話。フフッ)
恋人が一年に一度会える日・・・
「みんなもクリスマスのように(木に飾りをぶらさげる)盛り上がろう!」
さぁ、飾りつけです。(個性がでますねェ)
紙飾りや吹き流し、ちょうちん…
もちろん最後に願いを書く短冊(一番重要!)
4・5歳の子どもたちは、神石高原町に行き、夜の夏をめでたいと思います。
ジャパニーズ・スター・フェスティバルだね
夏の夜空「旬」ですね。
・・・・たのしみ!・・・・・
『雑感』
つくし保育園が設立して(1978年~)隣地は地主さんをはじめ、野菜づくりが好きな人たち又、子どもの農園・散歩道として、35年余りが経過しました。
2012年4月、宅地として工事が始まり、ほんの少し残念…寂しい気持ちがしますが、
それ以上に、35年間、園の隣地で緑や草花、旬の野菜、土と隣り合わせ、地主さんをはじめ、多くの方々とフェンス越しに挨拶や言葉を交わし、見守られ、時にはご協力もいただけたことに、深い感謝の気持ちでいっぱいです。
又、この隣地がなければ、現在のつくし保育園の改修や増改築、新築工事は成し遂げられなかったことは、言うまでもありません。
地主さんをはじめ、周囲・周辺の皆様への深い感謝への思いは、ことばを重ねても尽くしがたく、他には何も言うことはありません。
こうして環境とは変化していくものだと思います。
つくし保育園は決して広々とした保育園ではないけれど、子どもたちの昼間のおうちです。
防災・安全対策等はもちろんのこと、子どもが遊んだり、動きまわれるだけの大きさや便利さ、暖かさ、涼しさは必要です。
一方こうした必要最低限の条件を満たしていれば、必要以上に立派に見せようとしたりすることも無縁で、後は変化に応じて、みんなで創り上げていくものだと思います。
大切なことは、空間の大・小にかかわらず、そこにいて居心地が良いか悪いかを感ずる感受性こそ、最も大切にしなければならないと思っています。
この環境・この空間にいて、心地よいと感じる感受性…
”音や匂い、空気感”は、乳幼児期が最も鋭敏であると思います。
ここにいて心地よいと感じ、原体験につながる
「火・水・土・草花・生き物・石・闇」
7つのエレメントを重視する、子どもにやさしい環境と、子どもたちの声がひびくコミュニティーをこれからも築いていかなければと思います。
by tukusi-hoikuen
| 2012-07-06 16:23
| 今日の保育